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人生の軌跡と学びの記録
小学校時代から今日まで、挫折と成長を重ねてきた道のり
小学校2年生の春、父に連れられて初めて野球場に足を踏み入れた瞬間を今でも鮮明に覚えています。緑の芝生、白いライン、そして響く金属バットの音。その全てが私の心を一瞬で捉えました。
「プロ野球選手になりたい」と宣言したのもその日のこと。周りの大人たちは微笑ましく見ていましたが、私にとってそれは本気の夢でした。毎日放課後は近所の公園でキャッチボール、休日は少年野球チームでの練習。野球が生活の中心となりました。
純粋な情熱の力を知りました。好きなことに夢中になることで、自然と努力を続けられること。そして、夢を持つことの大切さを実感した時期でもありました。
中学校に入学すると、野球部での練習がより本格的になりました。そんな中で出会ったのが、後に私の人生に大きな影響を与えることになるトレーナーの方でした。
このトレーナーは単に技術を教えるだけでなく、体の仕組み、メンタルの重要性、そして何より「人として成長すること」の大切さを教えてくれました。野球を通じて人生を学ぶという視点を初めて知ったのです。
練習後の個別指導では、野球の技術だけでなく、勉強の仕方、人との関わり方、目標設定の方法など、様々なことを学びました。この経験が後の私のコーチングスタイルの原点となっています。
メンターの存在の重要性を実感しました。技術だけでなく、人格形成においても指導者の影響は計り知れません。また、野球を通じて人生の本質を学べることを知りました。
高校では強豪校の野球部に入部しました。しかし、ここで人生初の大きな挫折を経験することになります。監督との価値観の違いが次第に明確になり、最終的には退部という選択をすることになったのです。
監督は勝利至上主義で、個人の成長よりもチームの勝利を重視する方針でした。一方で私は、中学時代のトレーナーから学んだ「人として成長すること」を大切にしたいと考えていました。この価値観の違いは埋まることがありませんでした。
退部後は深い挫折感に襲われました。プロ野球選手になる夢も遠のいたように感じました。しかし、この経験が私に「自分の価値観を大切にすること」「困難な状況でも自分らしい選択をすること」の重要性を教えてくれました。
挫折は成長の機会であることを学びました。また、自分の価値観を明確にし、それに従って行動することの大切さを実感しました。困難な選択でも、自分らしさを貫くことの意味を知りました。
高校2年生の夏、短期留学プログラムに参加する機会を得ました。野球部を退部した後の心の整理もついていない時期でしたが、新しい環境に身を置くことで何かが変わるかもしれないと思い、参加を決めました。
海外で出会った同世代の学生たちは、皆それぞれ異なる夢や目標を持っていました。プロスポーツ選手を目指す人もいれば、社会問題の解決に取り組みたい人、芸術の道を歩みたい人もいました。その多様性に触れ、「人生には無数の可能性がある」ことを実感しました。
この体験を通じて、プロ野球選手という一つの夢に固執していた自分を客観視できるようになりました。野球への情熱は変わりませんでしたが、それ以外の可能性も探求してみたいという気持ちが芽生えました。
多様性の価値を知りました。異なる文化や価値観に触れることで、自分の視野が大きく広がりました。また、一つの道に固執せず、柔軟に人生を考えることの大切さを学びました。
浪人を経て大学に入学し、言語学を専攻することにしました。人と人とのコミュニケーション、言葉の持つ力に興味を持ったのは、これまでの経験で「伝える」ことの重要性を実感していたからです。
大学では野球部とアカペラサークルの両方に所属しました。野球部では改めて野球の楽しさを再発見し、今度は純粋にスポーツとして楽しむことができました。一方、アカペラサークルでは音楽を通じた表現の喜びを知りました。
言語学の研究を通じて、人間のコミュニケーションの複雑さと美しさを学びました。言葉だけでなく、非言語コミュニケーションの重要性、文化的背景が与える影響など、人と人との関わりについて深く考える機会を得ました。
学問を通じて物事を体系的に理解することの価値を知りました。また、複数の活動を並行することで、多面的な成長ができることを実感しました。コミュニケーションの奥深さを学んだことは、現在のコーチング活動の基盤となっています。
大学卒業後、中学時代からお世話になっていたトレーナーのもとで社会人キャリアをスタートしました。スポーツ科学やトレーニング理論を実践的に学び、多くのアスリートの指導に携わる機会を得ました。
その後、「社会に大きなインパクトを与える仕事がしたい」という想いから、再生可能エネルギーのベンチャー企業に転職しました。ここでは事業開発、プロジェクトマネージャー、採用・育成と幅広い業務を経験しました。
特に採用・育成の分野では、人の可能性を引き出すことの面白さと難しさを実感しました。一人ひとりの個性や強みを理解し、それを活かせる環境を作ることの重要性を学びました。この経験が現在のコーチング活動の土台となっています。
異なる業界での経験を通じて、人の成長と組織の発展には共通する原理があることを発見しました。また、社会課題の解決に取り組むことで、仕事の意味や価値について深く考えるようになりました。
これまでの経験を振り返る中で、「人の変容に立ち会うこと」こそが私の生きがいであり、存在意義だと確信するようになりました。スポーツ指導、企業での人材育成、様々な場面で人が成長する瞬間に立ち会ってきた経験が、この確信を深めました。
2025年4月、ついに独立を決意しました。これまでの経験を統合し、心・技・体・魂の四つの側面から人をサポートする「TheOnce」としての活動を開始したのです。
独立への道のりは決して平坦ではありませんでしたが、これまでの全ての経験が今の活動に活かされていることを実感しています。挫折も成功も、全てが今の私を形作る大切な要素だったのです。
人生の全ての経験は無駄ではないということを実感しました。また、自分の使命を見つけ、それに向かって行動することの充実感を味わっています。独立は新しいスタートであり、同時にこれまでの集大成でもあります。
現在、TheOnce として心・技・体・魂の統合的アプローチで人々の変容をサポートしています。これまでの人生で学んだ全てを活かし、一人ひとりが納得して生きられる人生を歩めるよう全力で伴走しています。
コーチング、スキル研修、パーソナルトレーニング、ワークショップなど、様々な形でクライアントの成長をサポートしています。それぞれのアプローチに共通するのは、「その人の可能性を信じきる」という姿勢です。
小学校時代の純粋な情熱、中学時代のメンターとの出会い、高校時代の挫折、留学での視野拡大、大学での学び、社会人での経験、そして独立への決意。全ての経験が今の私を形作り、クライアントへのサポートに活かされています。
人生は一度きり。だからこそ、一人でも多くの人が自分らしく、納得して生きられるようサポートしたいと考えています。生きる情熱に火を灯し、共に成長していける仲間として、これからも歩み続けます。
困難や失敗は人生の終わりではなく、新しい始まりです。挫折を通じて自分の価値観が明確になり、より強い自分になれます。
人生を変えるのは出会いです。メンター、仲間、そして自分自身との出会い。全ての出会いに感謝し、大切にしています。
無駄な経験は一つもありません。全ての経験が今の自分を形作り、他者をサポートする力となっています。
私の人生ストーリーはまだ続いています。
そして、あなたの人生ストーリーも今、この瞬間から新しい章が始まります。